![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
トップ>キット>マグネット>マグネットの仕立て方![]() マグネットの仕立て方 無断コピー・転載等は固くお断り致します。直リンクはご遠慮ください マグネット作りは ![]() ![]() ![]() ![]() と、嬉しいことがたくさん! とにかく楽しくて、一個作ると、また次を作りたくなってしまいます。 仕立てと名の付くことががとても苦手な私でも、にまにましちゃうマグネットが作れるので、皆さんも上手に作れること間違いなし! 早速、仕立ててみましょう!
![]() 簡単にキレイに仕上げるには、このマグネットの選択が非常に重要です。 100円ショップには4つ白ってのはないしー、安いマグネットはないかしらん、と探していた私は、ある日、量販電気店に併設の文房具売り場で、白ばかり12個入って200円台、というマグネットを見つけました。 おお、安い! ホクホク買って帰り、さて作ろうとしたところ・・・、えっ? どうして? 上手にできない〜!、と悪戦苦闘するうち、布の縁がほつれ始め、危うく、せっかく刺した1枚を無駄にしそうになりました。 実は、マグネットには色々種類があり、形状(ふっくら厚みがある、平ら、円筒状、円錐台状、磁石の周りの縁のあるなし等)、磁石部分の大きさなどに違いがあります。 おすすめは、磁石が小さくて、その周りにぐるりと縁があって、その幅が広く、ふっくらした形のもの。 出来上がりがふっくら可愛く、マグネットの縁もキリっと丸く仕上がります。 特に、縁の幅は広いものの方が、作業が簡単です。私が失敗しそうになったマグネットは、平らで縁の幅が狭いものでした。
慣れたり、器用な方なら、どんなマグネットでも大丈夫なのかもしれませんが、初めてでも失敗しないのは、縁の幅が広いタイプですので、まずはそれを探すとよいでしょう。見つからない場合は、少なくとも縁があるものにしてください。 色の付いているマグネットを使う場合は、綿などを敷いて、色が響かないようにするか、もしくは、色が透けるのを効果として取り込むのも、面白そうですね。 ということで、マグネット選びも奥が深そうです。 参考までに、私が見つけたマグネットを書いておきます。 ◆コクヨの事務用マグネット(マク―40Nw) 4個で定価170円。◆プラスの事務用マグネット「ツリーズカラーマグネット」(CP−040M) (パッケージの表は、「Tree's」になってます。) これは、3個で130円。 やっぱり、コクヨのマグネットのふっくらした形は他になくて、とても可愛いので、今のところこれがイチ押しでしょうか。 ![]() 最初、「布をマグネットのプラスチックに貼り付ける」ものだと思って、布とプラスチック、両方に適している接着剤を探したのですが、布に良いものはプラスチックには今一つ、プラスチックに良いものは布はダメという具合で、見つけることができませんでした。 作業をしてみてわかったのですが、接着剤で「布をマグネットに貼り付ける」というよりは、「布に寄せたギャザーを固める」というイメージです。 布とプラスチック両方に適した接着剤が見つからない時は、布に適した接着剤を選んでください。普通の工作用接着剤でも十分です。 私が使っているのは、セメダインCです。乾くのもそこそこ早く、ギャザーがガチガチに固まって、いい具合です。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
材料が揃ったら、いよいよ作業開始です。 色々コツが書いてありますが、要は、 丸く切った布にぐし縫いをしてギャザーを寄せ、マグネットに被せて、裏側で接着剤で止める、 ということです。 順を追って、ゆっくりやってみてください。 1.刺繍したデザインの中心から縦・横の延長線上に、印を付けます。
2.1.で記した印に十字の線が合うように型紙を置き、鉛筆で布に円を描きます。
3.円から5ミリ内側を、ぐし縫いし、さらに1ミリ内側を、もう一本ぐし縫いします。
4.アイロンを掛けます。 特に、刺繍した部分に皺が残らないように掛けましょう。 5.鉛筆で描いた線に沿って切り抜きます。 縁の幅の狭いタイプのマグネットを使う場合は、適宜(2ミリ程度)内側を切り抜いてください。 ビーズなどを使い、立体的なものを仕立てる場合は、刺繍を始める前に書いておいた方が、作業が楽です。 6.ぐし縫いした糸を引いて一旦軽くギャザーを寄せ、王冠状にします。 糸を引く時は、ぐし縫いの縫い始め側・縫い終わり側、両方から引いた方が、簡単です。糸を2本ずつ揃えて、円周に沿う方向に引きましょう。特に、縫い始め・縫い終わりの対岸(180度向こう側)は、よく寄せておきます。 7.ギャザーをちょっと広げて、中央にマグネットを置き、マグネットの溝にぐるっと接着剤を入れます。 布に染みるくらいがちょうどいいので、タップリ入れましょう。 8.糸をぎゅっと引いて布を丸くし、ギャザーの部分を溝に押し付けます。 糸を結ぶ要領で、ぎゅっと引き締めて行きます。 この時、何かの拍子にマグネットが布から飛び出ちゃったりして慌てますが、落ち着いてゆっくり引いてください。 ギャザーの中にマグネットが落ち着いて来たら、さらに力を入れて、しかし、ゆっくりぎゅーっと引いてください。 糸は、円周に沿う方向にゆっくり引くこと。違う方向にギューギュー引っ張ると、布がほつれて来てしまいます。 ある程度、きつく引き締めたら、結び目に水か接着剤を一滴垂らします。摩擦が大きくなって、糸がすぐに緩んで来なくなります。もう一度ぎゅっと引いたら、素早くもう一度結んで固結びにします。 余った糸は、短く切っておきます。 一度表を見て、デザインが中央に来ているか確認。ずれていれば微調整し、また裏返して、ギャザーの部分をギュッと溝に押し付けます。
布 とマグネットが完全にくっつかなくても、気にしないで構いません。ギャザーを固めて固定する、というイメージです。 この時、手が汚れますので、皮膚が弱い人は注意してください。マニキュアはハゲます。また、表側に接着剤が付かないように注意しましょう。 ※糸の結び目を湿らせて固結びするというアイディアは、naoさんからいただきました。 9.そのまま乾かして固まったら、出来上がり。
あれこれ書いてありますが、簡単ですよ。 刺繍した布ではなくても、普通の可愛いプリント布などを使うのも、手軽でいいと思います。 もっと、いかにもマグネットに布を被せましたみたいな出来上がりになるのかな、と思ったら、縁もキリッと丸い線が出て、意外に良い出来栄えです。 とにかく、まず一つ作ってみてください。 きっと、あら簡単! あらいいじゃない? と、二つ目三つ目を作りたくなることでしょう。 多くの方々にマグネット作成を楽しんでいただけますように。 |
|||||||||||||||||||||||
![]() Copyright (C)Mari Akahori 2003-2006. All rights reserved. |